【FFTCG】レジェンド廃止に思うこと

2013.03.03 Sunday

Chapter9からレジェンドが廃止されることが公式から発表されたので、それについて思うところをいくつか。
あ、先に言っておくけどたいしたことは書かないっす。基本的に一般論というか、TCG業界をある程度わかってる人にとっては何を今更って内容の話しかしません。「お財布に優しい」のは決して良いことばかりではないのだよ、という話。


さて。そもそもなんでレジェンドというレアリティが生まれたかという話になるわけだが、身も蓋もない言い方をしてしまえば商売上の理由という以外にはないと思う。HJが「極悪レアリティ作ってユーザーから金を巻き上げるぜグヘヘ」とか悪巧みしている……なんて下卑た話ではなく、カードショップのことを考慮した結果。
踏み込んだ話題になるので詳細は端折るけど、TCGは販売店から見たらハイリスク・ローリターンな商材と言われている。BOXを仕入れて確実にその分がハケるか、あるいはシングル用にパックを剥いたときにしっかりと利益が出るかが大きなポイントで、そういう意味ではFFTCGは残念ながら「儲けが見込みにくい」商材だった。Chapter2〜3のあたりを思い出せばなんとなくわかってもらえると思う。
Chapter5という仕切り直しのタイミングでレジェンドとトレジャーキャンペーンが導入されたのにはそういう背景がある。言わば、パックを剥いたときの「あたり」を増やすことで、ショップはシングルを高値で売ることができ、かつパックを長いスパンで売れるようにしたわけだ。
レジェンドのようなあたりカードがあると「もしかしたら出るかも」という期待を持ってパックを買ってしまうことが多い。事実、俺も大会でショップに行くたびに「フリオくじ引くか」とか言いながらパックを買っていたし、Chapter7だけ品切れとかいうこともよくあったのだから、そこに一定の効果はあったことは間違いない。

もちろん、こういった希少価値が高いカードがイコールゲーム的にも最強のカードになると、ユーザーからは「資産ゲー」という反発が起こってしまう。それを防ぐために、そういったカードは「使ってみたくなるくらいには強いけど、決して必須カードではない」という絶妙のバランスを求められる。過去、色々なTCGがその道を辿ってきたし、事実ロックやティナにはそういったデザイン思想がはっきりと見える。物議を醸したフリオニールだって、想定していた以上にあのカードが当時の環境と火氷というデッキタイプにハマってしまっただけで、開発段階ではデメリットのキツいリスキーなカードくらいの認識だったのではないかと思う。まあ、このへんは調整ミスと言えなくもないけど。

レジェンドの存在は、売る側からしてみればマイナスの要素はないので、今回廃止に踏み切ったのは公式もコメントしている通り「資産ゲー」に反発するユーザーの声が予想以上に大きかったからなのだろう。「FFTCGを始めてみたいけど、レジェンド必須の資産ゲーらしいからやめておこう」と、新規ユーザーが尻込みしてしまうことが何よりも大きなマイナスと判断したわけだ。
現状を鑑みるに、その判断はきっと正しい。「レジェンド必須の資産ゲー」という風潮を作ってしまったことは我々現役ユーザーにも責任の一端があるのでそれについても色々と思うところがあるのだけど、それはまた別の話なのでここでは置いとく。

レジェンドがなくなったことでブースターパックの商品としての価値は落ちたが、ある程度新規ユーザーに優しい仕様には近づいた。ならば3年めの課題は、そこで落とした商品価値を補えるほどの新規層を獲得すること以外にない。もうゲームの中身については充分に保証されてるので、公式はとにかくここに全力を注いでほしい。HJだけでなく、SEもいっしょに。


で、ここからは提案。
レジェンドの代替案として、他のTCGでよくあるパラレル仕様の上位レアを作ってみてはいかがだろうか。要は、レジェンドくらいの封入率で出てくる、SRのイラストパラレルとか加工違い(フレームレス、特殊箔押し)とかサイン箔押しとか。FFTCGにはフルホイルにこだわったりとコレクター寄りの人が多いし、先日のファンフェアのサインカードもかなり好評だったようなので、そういったところに価値を見いだせれば言い方は悪いがいい商材になると思う。いかがでしょうか。


★そういえば
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